ドローン豆知識⑤ 電波法とドローンについて
ドローンは無線を使用するため電波法と無線局の免許について学ぶ必要があります。
市販のドローンについて
一部の検査を受けた無線局の使用に関しては、免許や申請が不要です。
例えば国内で市販されているプロポ等は、技適(技術基準適合証明)を受けており、免許不要で使用が認められているものになります。
※海外製品を直接購入するなどの際は注意しましょう!
一方、FPVとよばれるドローンの機体にカメラを搭載し、手元のプロポについたモニターで映像をリアルタイムに確認しながら操縦するシステムやゴーグル(ヘッドセット)を身に着けた操縦者が、リアルタイムに確認しながら操縦するシステムを使ってドローンレースを楽しむ場合などに必要な資格があります。
ドローンレースなどでは映像転送の遅延を極力少なくするために、5.8GHzの周波数帯が使われます。
5.8GHz(5.7GHz)の周波数電波を使用するドローンを飛ばす際に必要な免許は、ホビー用途であれば「アマチュア4級免許以上」、ビジネス用途であれば「第三級陸上特殊無線技士免許以上」です。
さらに無線局の開局が必要になります。
電波法に違反した場合、 1年以下の懲役 または100万円以下の罰金に処せられます。
本格的なドローンレースを楽しむ時などは注意が必要です。
以上、今回の豆知識でした!